2009/04/15

the answer in the SE wind

高速道路が土日¥1000円になりましたな。

あれはウレシイ。素直にウレシイ。
けど、ふとどきなドライバーが増えましたな明らかに。

ずーっと右側を走ってみたり、追い越そうとすると急にスピードを上げたり。
あれはなんとかならぬもんか。

乱れる道路事情に憂い、快適なドライブ復権のため起つのは今だ。
義勇の兵達を率い、いざ誠の正義を知らしめん。

えいえいおー。

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こないだレッドクリフのパート2を見てきました。

…やっぱり高速道路の話から繫げるには無理があるって。
ぜんぜん不自然だもの。

とにかく見てきました。
いろいろとツッコミたいところはあるけど、映画館の大スクリーンで
赤壁の戦いを見れるんだから、これはやっぱり楽しかったっす。

ちょっと感想を書いてみますれば。

ネタバレになるんでこれから見に行く人はスルーでなにとぞ。

なんと言っても曹操軍の軍船がいっせいに燃え上がるシーンは圧巻。
実際にもこんな感じだったんだろうなぁ、と想像が膨らむ膨らむ。
孔明が10万本の矢を調達するシーンも楽しかったです。

でも、火計の前段階が。
三国志演義では、周愈と孔明が

周愈「さてどうやって攻めようか」
孔明「お互いの作戦を手のひらに書いて同時に見せ合おう」
周愈・孔明「火」
一同「わっはっは」

なんだけど、レッドクリフではもう最初っからみんなして

「火だ!火だ!」「そうだ火なんだ!」

…あらそうですか。お早いお着きで。

あと、ミスターチャッカマンこと黄蓋先生の「苦肉の計」は無し。

黄蓋「私を棒で50回打ってください!」
周愈「いや、ムリっす」

おーい!聖火ランナー黄蓋の見せ場じゃねーか!そんなあっさり断るなよ!
まぁ出演すらしてない鳳雛先生よりはマシかも。

蔡瑁「船全部つなぎました!」
曹操「グッジョブ!」

こうして鉄鎖連環の計はなぜか蔡瑁の手柄?に(笑)

でもタイムリミテッドな映画においては、このくらい簡略な方がいいのかな?
とも思いますな。映画オリジナルな劉備軍の動きがあったのも興味深い。

ただし!

最後の曹操を逃がすシーンだけは納得がいかない。
孫権・劉備を始め武将達がずらーっと並んで、負けた曹操に

「おめぇ、どっか行け」

…これはないよなぁ。
やっぱり曹操の敗走シーンは「関羽の情け」で終わって欲しかったなー。
パート1でその布石とも思えるシーンがあったんで、なおさら残念。

まぁなんだかんだ言ってますがね、面白かったですよ。
パート1も2も趙雲やたらカッコイイし。

三国志知らない人ならば周愈レオンの剣舞にウットリするもよし、
小喬&尚香の異常なカワイサに癒されるもよし。

三国志好きな人ならとりあえず見に行くべし、です。

今日の一曲:Revenge of the king/Kula Shaker

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2006/04/10

世界の中心で何を叫ぶか

今さらですが、「世界の中心で愛を叫ぶ」を見ました。
前に一度、会社の仲間連中と飲み会のときにDVDで見てるんですが、
酒が入った会話と同時進行ではイマイチな印象でした。
で、今日は一人でじっくり落ち着いて見てみました。

昨今の日本の映画やドラマはむやみやたらに登場人物の死を演出して
「さぁ感動しなさい」ってフシがあるのであまりいい気がしていません。
死というテーマはいかに美しく装飾したとしても、軽々しく語るのは許せません。
ましてや大量生産には吐き気がします。
その忌まわしき潮流のハシリがこの’セカチュー’ではないでしょうか。

さて、改めて見た感想ですが結論から言っちゃうと、すごく良かったです。
忌まわしいとか言っときながら昼間っからわんわんと泣いてしまいました。
悔しいので(?)その言い訳を。

まず、大沢たかおと柴崎コウの存在。
これがただ少年時代の森山未来と長澤まさみだけで物語が進んだら
こんなにも奥行きが出ていたでしょうか。
成長した主人公達の心情を織り交ぜていくことによって、
後ろ向きとも言えるストーリーを、残された者たちが健気に歩き出すという
前向きなものに昇華できていると思います。
単なるノスタルジー&お約束悲劇に終わっていません。

そして、少年時代の主人公二人の圧倒的な表現力。
青く透き通った薄いガラス細工のような世界観を見事に演じています。
後に死によって引き裂かれる二人の、前半部分でのあまりにも純粋な笑顔は
見ていて胸が締め付けられる思いでした。
劇中に何度となく森山未来が長澤まさみの元へ走りよるシーンが登場します。
これが実に素晴らしく、痛いほど真直ぐな想いが伝わってきます。
青春時代の儚さと、引き裂かれる悲哀を見事な配分でミックスした
主人公二人の名演技、感服しました。

この映画は、大ヒットしたのも頷ける良い作品でした。
ただ、人との死別というものはこんなに綺麗なものではありません。
当然2時間で収まるような単純な話でもなく、遥かに重く、長く圧し掛かります。
軽々しくこのテーマを扱うブームは、早く去ってくれることを祈ります。

今日の一曲:Tears in heaven/Eric Clapton

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