2009/07/20

rocks n' falls

もう先月のことになりますが。

旅してきました。また。
いや、やっぱいいねぇ旅行ってのは。

Onos1 こんな景色があったりね。

仁王を湛えた高麗門の向こうには奇岩、そして霊峰。

和風なような、唐風なような。

Onos2 風雨にさらされつづけた灯篭の間を抜けて、伸びる道。

こりゃ賽の河原か、ロンダルキアか。

Onos3 奇岩の後ろにそびえる山の正体は、浅間山。

あの噴火の溶岩が固まってできた奇岩群が、ここ「鬼押出し公園」。

すごいね自然ってのは。

Hkrgk こんな不思議なものも群生。

その名も「光ゴケ」。

うぅむ確かに光ってる。
なんでも自ら発光するってわけではなく、差し込んでくる
僅かな光を集光して光ってるように見えるんだそうで。
時計文字盤の蓄光みたいなもんかな?

Srit1 こちらは自然の神秘な力。

マイナスイオンの代名詞、滝。

滝の周りって、ほんと涼しい。

Srit2 せっかくの「白糸の滝」なのに、シャッタースピードを
ミスって「糸」に見えないのはご愛嬌。

この泉は確かHP・MPが回復します。
試してないけど。
このブログを見ているそこの勇者、ざぶんと行っちゃいなYo。

次回は、人が作り出したものを堪能します。

今日の一曲:True colors/Cyndi Lauper

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2009/07/04

top oriented

マイケル・ジャクソンが亡くなりましたな。

世間では奇行だなんだと言われてるけど、彼の音楽の才能はハンパないよね。
ボーカリストとしての偉大さはプレスリーと並ぶアメリカの宝だったんじゃないかと。

We are the worldでのダイアナ・ロスとの天使ハーモニーをまた聴きたくなったり。

ずいぶん前、弘前城に行ってきました。
書き出しと全然関係ない話題で申し訳ないっす。

Hgsmn 子供の時に花見で何度か来たことがあったけど
オトナの目で見るとどんな風に映るのか。

東門から入城。

枡形も折れを持たせただけのシンプルなもの。
石材の少ない東国の城らしく、土塁で周りを固めます。

2hori 弘前城は当時の縄張りがほぼ完全に残ってます。

大抵は都市開発で本丸以外は住宅地、って
パターンが多いんだけど、ここは三の丸まで見事に
残ってて、3重の堀に囲まれた半輪郭型の縄張りを
堪能することができるんですよ奥さん。
これは二の丸堀。

Hgsutmn 二の丸堀を渡ると東内門に。

門もよく残ってて、現存門は5つを数えます。

これだけの保存状態を保てたのは…

田舎だからか?(笑)

Bnsho 東内門から二の丸に入ると、番所があります。

兵士の詰め所。

左奥はガレージになってますな。
有事の際にはここで軽トラに飛び乗って。
…車2台分程のこのスペース、馬繫ぎかな?

Ttmygr_2 二の丸を南に進むと、辰巳櫓が。

三層の櫓だけど、ちょっと形が変わってますな。
総二階の入母屋櫓に、一層の小さい櫓を乗せて、
ちょっとだけ望楼式天守のような。

三つの現存櫓は全てこの形式でした。

Htjsrygr 辰巳櫓から西に進むと、未申櫓が。

土塁の上に最小限の石積みをして建つ姿。

東国の城って感じだなー。

破風とかのデザインが微妙に辰巳櫓と違ってたり。

Otemn 一度二の丸を出て、広大な三の丸を経て追手門へ。
城の南端に当たるんで、参勤交代制度が始まってから
追手門に格上げされました。江戸に一番近い門。

土塁と塀で武装し、折れを持たせた男らしい門。

江戸期の城らしく、二階の壁には銃眼が並んでます。

Ktmn では元々の追手門はというと。
こっちの北門。弘前城最大の城門です。

なんで北側が追手だったんだろう?
築城当時、津軽氏最大の脅威は
盛岡の南部氏だったろうに。
蝦夷でも見てたんだろうか。

Ustrygr 北門から二の丸に向かうと、
弘前城三つ目の現存櫓が。

丑寅櫓ですな。

やっぱり櫓は外側、堀越しに限る。
ちょっとナナメから見るのがカッコイイ。

常人には理解できないであろう、
that's 萌えの境地。

天守だけが城ではないのです。

やたら広大で直線的、わりと単調な作りの三の丸に比べて、
二の丸・本丸はコンパクトで、折れや横矢を多様した実戦的な作りになってます。

縄張りの広さ、津軽氏の石高&兵力を考えると本丸~二の丸までが防衛ライン。
三の丸以降は城を打って出るときのためのカタパルトのようなもん。

こんな城を「陰陽の城」と言うそうで。
なんかかっこいいぞ津軽さん。

Kgt で、最終防衛ラインの本丸に入るには
こんな折れを持った虎口を通らないといけません。

なんかちょっとだけ千秋公園に雰囲気似てない?

あちらも東国城郭建築の雄、佐竹氏だからね、
名城に共通したオーラというか。

Tnsh ようやく天守へ。

本丸の堀は打込接ぎの石垣作り。
津軽氏がんばった。

弘前城天守はちっちぇーだの何だの言われるけど、
それもそのはず。

オリジナルの五層天守が落雷で焼失したあと、元々は櫓だったものを改装して
天守に仕立てたんですな。江戸幕府は天守再建の許可なんて出さないから。
だから「天守」と呼ばず、「御三階」なんて呼ばれたりもします。

ビッシリ並んだ小さい窓と、精一杯の破風に津軽氏の意地が見え隠れ。
この改装の許可を幕府から得るのだって大変だったろうからなー。

Tnsh2 天守を本丸側から見ると、直下の石垣だけ
切込接ぎになってるんで改装の跡が偲ばれます。

破風も無いし、ちゃっちぃなーとか言わないの。
この不恰好だけど大きく開く窓は鉄砲の煙抜き。
上の写真、表側の小さな窓は鉄砲狭間なんですな。
そうして見ると、カナリ実戦的な天守。

Yhzmisots 天守に入ってみると、より実感できます。

鉄砲狭間と石落とし。

まさに男の仕事場。

ちゃっちぃ天守なんてとんでもないぞ。

Kwrhs 鉄砲狭間から下乗橋を望む。
天守に登る人はこの橋で馬を下りたそうで。

防寒のための銅版葺き瓦がいい味。

津軽氏が小藩だったこと、北のはずれという
立地から、どうも地味な印象の弘前城だけど、
城郭遺構としては第一級だねこれは。

なんといっても関東以北では唯一の現存天守だし。
西国の城郭のような派手さはないけど、
通を唸らせる名城なんじゃないかと。

城郭知識があればあるほど、味わい深くなるであろう弘前城。
子供のころよりは色んなものが見えたけど、まだまだヒヨッコだな、私も。

今日の一曲:Black or white/Michael Jackson

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2009/06/07

尾張・三河・遠江探訪記~⑪

いよいよこの探訪記も最終回。

前回二の丸御殿を紹介しちゃったんで、オマケ感の否めない掛川城天守を。

Kkgwjenki でもこの再建天守は、そんじょそこらの再建モノとは訳が違います。

木造で完全再現。
その構造まで往時の手法に忠実だそうで。

江戸時代、高知城はこの掛川城を手本に築城されたらしいけど、
この再建掛川城はその高知城の現存天守を参考に造られたらしい。

なかなか面白い二城の歴史ですな。

Kkgwjtnshhi 個人的に、この城のチャームポイントは
真っ白な塀なんじゃないかと。

天守に向かって登る白塀。

貴兄の登城ムードを高めます。
銃眼から城下を覗くもよし。

Kkgwjhi 土塁の傾斜に沿って延びる白塀の美しさ。

築城当時のピカピカな城が偲ばれて、
これはこれでなかなかヨロシ。

石垣もいいけど、土塁と塀のコンビってのも
東国人には捨てがたし。

Kkgwjkui 塀のウラはこんな感じ。

整然と並ぶ杭。

こういう小規模な城ってのは
小技を楽しめていいですな。
ナイスな再建ぶり。

Kkgwjsnbges 小技その2。

無数の刀を装備した忍び返し。

高知城天守にならったものですな。

いつも思うんだけど効果あるんだろうか…?

Kkgwjtnshinsd 内部はまさに新築の城。

現存天守内装の木材といえば、
いぶし銀のような重厚な味わいだけど、
こういうピカピカなのは新鮮。

全国の自治体よ、天守は木造で再建するべきだ!

Kkgwjisots 石落とし。

おしゃれなアクリル窓付き。

まさに快適な新築2世帯住宅。

庭付き御殿付き一戸建て?

Kkgwjisots2 もひとつ石落とし。

観葉植物などを飾ってお楽しみください。

檜の床にキズが付く恐れがあるため

石などを落とすことはお止めください。

なんだかね、城ってよりもモデルルームに来たみたいでしたよ。
テーマパークだと思って見ると楽しいね。

Kkgwjmntnsh 貴重な現存遺構と、新築モデルルーム天守のある掛川城。

城跡のあり方として、なかなか興味深いもんでした。

ではでは、これにて尾張・三河・遠江探訪記、終了にござります。

今日の一曲:Other side of the world/KT Tunstall

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2009/06/03

尾張・三河・遠江探訪記~⑩

この旅日記もなんと10回目。

長いことだらだらと続けてモトをとっている次第。

Kkgwjotmn 今回の舞台は掛川城。

山内一豊の城ですな。

ここはなかなか興味深い城です。

再建の大手門はかなり本気なつくり。

Kkgwjbns 大手門をくぐると、番所があります。

これは現存遺構。

天守や櫓のハデさはないけど、

当時の雰囲気のディテールが偲ばれてなかなかヨロシ。

Kkgwjtkygr さらに、この太鼓櫓。これまた現存遺構。

城下に時を告げる太鼓を鳴らしたこの櫓、

現在も掛川市街を見下ろすように建ってます。

板張りの櫓って渋くてかっこいいな。

ここ掛川城の天守は残念ながら消失しています。
でも特筆すべき建物が残ってるんですなこれが。

Kkgwjgtnfkn それがこれ。

二の丸御殿。

実は御殿が残ってる例って珍しくて、

他は二条城、川越城、高知城くらい。

ん?高知城。なぜか山内一豊の城は御殿がよく残るようで(笑)

Kkgwjgtn 天守よりも珍しいと言える現存御殿。

たっぷりと堪能しましょー。

ほら、かっこいいでしょ。

長期休暇の別荘にしたいでしょ。

Kkgwjgtnyn この車寄せにバギッと147を横付けして、

大名呼んでレッツパーティオン。

しかしこの屋根の重なりかた。

凝ってるなー。

Kkgwjgtnhrm いざ内部へ。

城主が住んでいたことを考えると、
意外と質素な感じ。

好感が持てます。
広くて涼しい。

Kkgwjgtnrk こんな廊下の左右に、大小さまざまな
部屋が並んでます。

なかなか複雑な間取り。

照明もなかなかそれっぽい。
見る側のことを考えてくれてる好演出。
蛍光灯じゃ興ざめだもんなー。

Kkgwjgtnrk2 廊下の幅も一定じゃなくて、

歩いてるだけでも楽しい。

おぉ、ここにこんな部屋が、とか。

住みたい。

Kkgwjskt 戸の向こうに石庭らしきものも。

まわりがコンクリってのが残念。

しかし御殿の遺構ってのは始めてで、

天守や櫓とは違った味わいがありました。

Kkgwjgtntnsh たっぷりと堪能して外へ。

御殿前からは再建された天守が。
普通の観光客はあっちを先に見ると
思うんだけど、まぁいいじゃない。

先に天守を見てて、その間にもし御殿にカミナリが落ちたら。
燃えちゃったら悔しいじゃない(笑)

と、いうことで。
次回はようやく最終回、掛川城の天守編です。

今日の一曲:Houses of the holy/Led Zeppelin

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2009/06/01

尾張・三河・遠江探訪記~⑨

今回は。

ハードボイルドな城。

Tktnjnjenki 傾きかけた日に照らされる城山。

難攻不落の名城、高天神城。

戦略上の要地にあったこの城は、

武田・徳川が壮絶な争奪戦を繰り広げました。

Tktnjnjvw 城と言っても天守があるわけではなく。

こんな砦のような。

戦国時代真っ只中の城はこんな感じ。

天守がガンガン建つのは戦国末期~江戸時代なんですな。

Tktnjnjkrmt さぁ登城だ、と回ったのはなぜか搦め手。

追手門側から行かない天邪鬼。

搦め手から本丸を通って追手に

抜ける予定だったんだけど…

Tktnjnjisdn おっちゃんの肉体を容赦なく襲う石段。

整備されているとはいえ、傾斜が。

なるほど、こりゃ簡単には落ちんわ。

硬派だなー。

Tktnjnjisdn3 石段を見下ろすとこんな感じ。

左手が山側。

切り立った崖ですな。

上から矢とか岩が降ってきたんだろうと思うと怖いね。

Tktnjnjknbn ようやく本丸近くまできました。

看板を発見。

なるほど、この道を上る、と。

どれどれ。

Tktnjnjtbk …って、ふさがってまんがな。

倒木。

山城の魅力をいかんなく発揮。

媚びない城。まさにタフガイ。

Tktnjnjhnmr 困難と倒木を乗り越え、ようやく。

本丸跡に到着です。

勝頼もここに立ったのかな。

しかし疲れた。

Tktnjnjhnmrdri 本丸最後の防衛線と思しき土塁。

石垣技術が広まる前はこうした

土塁を築いて防衛してたんですな。

ただの小山じゃん、とか言わないの。

Tktnjnjdri てか言わせないー。

右手も土塁、その上が本丸になります。

写真奥に進んで、土塁をグルッと回って
本丸に到達する形になってます。
いわゆる虎口ですな。

Tktnjnjmtbkrw 本丸の一段下に位置する的場曲輪。

当時の山城は、たいらに削った曲輪を

細い道で繫いで構成されてました。

このたいらな部分がなければただの山ですな。

Tktnjnj 井戸曲輪には高天神社があります。

かつて本丸にあったものが移されたもの。

ここで一休み…

追手門はもういいや。

結局、そのまま下山。

Tktnjnjchbtk_2 高天神城と茶畑。

静岡らしいでしょ。

ただの山じゃないのさ。

ロマンがつまっているのさ。

その後、車でぐるーっと回って追手門跡を見たのでした。

山城はハードボイルド。だが疲れる。

次回はいよいよこの旅最後の城です。

今日の一曲:108 battles/Kula Shaker

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2009/05/28

尾張・三河・遠江探訪記~⑧

まだ行くよ。

関ヶ原から取って返して遠江へ。

Hmmtj またもや城のまん前に宿泊。

やってきました浜松城。

ホテルの部屋から撮影。
隣りは市役所、街の真ん中に城があります。
家康が住んだ街って今でもみんな栄えてるよね。

Hmmtjieys ここにも家康さんがいました。

りりしいねぇー。

やっぱ英雄は違うねぇ。

あちこちに銅像があるもの。

千秋公園にも作ろうぜ。

加藤夏希像。

いやいや、名君・佐竹義宣さんのを。
最近また秋田は佐竹家の統治になったんでしょ?いい機会いい機会。

Hmmtjisgk 市街地にある浜松城ですが、
石垣はとてもよく残ってました。

三河武士らしく硬派な雰囲気。

本丸しか残ってないのが残念。
二の丸に市役所建てちゃったもの。惜しい。

Hmmtjisgk2 天守台の石垣も荒々しい。

でもよく見ると。

角はきちんと算木積みになってます。

ほら、長い石を左右互い違いに積んでますな。

Hmmtjtnsh 質実剛健な石垣に支えられて建つ天守。

復興の模擬天守だけど、それっぽさがいいね。

内部は資料館になってて、ボランティアの
ガイドさんがものすごく丁寧に案内してくれます。
このガイドさんたちがまた素晴らしい。

ガイドさんにね、ちょっと聞いてみたんですよ。
武田ファンが浜松城といえば思い出すのが三方ヶ原の戦い。
ところがこの戦いってのは詳しい戦場がどこだったかまだ分かってない。
でもこの城のほど近く、犀ヶ崖というところで小さなゲリラ戦があった
ということは確認されてるんですな。

そこにどうやって行ったらいいですか?と聞いたらね。
併設されてる資料館のパンフレットを引っ張り出してきてくれたり、
駐車場の有無をアドバイスしてくれたり、もうガイドさん総出で対応してくれて。
あったかいじゃないか浜松人。

Mktghr んでやってきたのが三方ヶ原古戦場の犀ヶ崖。

家康唯一の敗戦と言っていい合戦でしょう。

武田信玄は強かった。

でもここ犀ヶ崖で奇襲をかけて一矢を報いたのです。

Siggk 夜討ちをかけられた武田軍は、
次々とこの崖下に転落していったとか。

資料館のガイドのおじいさん曰く、

「三河武士の意地!」
なるほど。

寄合所のような小さな資料館はほぼ貸切で、ガイドさんは私にマンツー。
三方ヶ原合戦をビデオとジオラマで丁寧に説明してくれました。
ルーティーンの説明が終わったあとも、武田軍の進路についてとか語ったり(笑)

Ung しばらくあれこれ話して犀ヶ崖を後に。

そして浜松のシメは。

やっぱウナギだよねー。

こうなりゃもう徳川も武田も関係ないよねー。

と、いいつつ。

次は徳川・武田が激しい争奪戦を繰り広げた、あの城へ。

マニアックすぎて、興味ない人が見たら火傷するぜ。

今日の一曲:Good old fashioned lover boy/Queen

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2009/05/26

尾張・三河・遠江探訪記~⑦

信長が天下を睨んだ岐阜城を後にし、一足飛びで天下分け目の地へ。

関ヶ原古戦場にやってまいりました。

Skghrieysjn1gkn 国道21号線沿い、桃配山という小高い山に
東軍総大将、徳川家康は最初に陣を敷きました。

隣りはガソリンスタンドという好立地。
家康の大排気量マシンでも安心。

岡崎ではプリウスに乗ってたらしいけどね。

Skghrieysjn1 階段を登るとこんな石碑が立ってます。

傍らには家康が座って作戦を練ったという
巨石もありました。まっ you too bad だけど。

ここで布陣して戦局が有利に傾くと、さすがは
機を見るに敏な大御所、陣を前進させます。

Skghrieysjin2 ぐぐぐっと進軍したは関ヶ原駅前、
老人福祉センターのすぐ近く。
さすがの家康も老後の不安が頭をよぎったか。

ここが家康最後の陣跡。
戦後の首実検もここで行われました。
隣りには関ヶ原歴史民族資料館がありました。

家康最後の陣から少し北西へ進むと、そこは関ヶ原合戦の激戦地。

Skghrksnt ここが決戦地とされています。

西軍総大将、石田三成の陣は目と鼻の先。
突破を試みる東軍、必死でしのぐ西軍。
東西軍のノボリがたなびく音。

鬨の声が聞こえそうで…聞こえない。

たぎる血潮。

赤備えの井伊隊、いざ前へ。

Skghrksnt2 あれ?ちがうか。

赤い車というのは便利で、関ヶ原では井伊直政、
甲斐・信濃では飯富虎昌&山県昌景、
大阪城では真田幸村隊に編入されます。

メーカーはカタログにオプション機能として載せるべきだ。

決戦地を突破し、向こうにそびえる笹尾山へ。

Skghrmtnrjnent 石田三成の陣は幾重もの馬防柵に
守られていたといいます。

えらい整備されてんじゃないの。

最近の研究で三成の評価は見直されてきて、
さらにゲームやらの影響でその人気はうなぎ登りらしい。

Skghrmtnrjnsk もしも家康が大垣城攻めを行っていたら。

もしも小早川が裏切らなかったら。

もしも毛利勢が動いていたら…

どれか一つでも if が叶えば、歴史は変わっていたかも。

Skghr 笹尾山から関ヶ原を望む。
いっぱいに布陣した東西両軍を見下ろして、
彼は何を思っていたんだろう。

決意、いらだち、失意。

どの if を願って戦況を見つめていたんだろう。

Skghrmtnrjn でも、どの if も叶わなかった。

知略の名将、三成はここに陣を敷き、
そして敗れました。

その決着まで要した時間、わずか半日。
天下分け目の決戦は、あまりにもあっけない幕切れ。

Skghrmtnrjnkidn 4月の終わりだというのに、
なぜかここだけ桜がまだ残ってました。

散った花びらが地面を覆いつくしてて…

なんだか切ないね。
流れ星銀でいえば紅桜だね。

次回は、勝った家康さんにお呼ばれされて浜松へ。

今日の一曲:Wild horses/Rolling stones

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2009/05/24

尾張・三河・遠江探訪記~⑥

コートダジュールの華やかなクルーザー群には目もくれず、岐阜城の続き。

Gfjitnmn ロープウェイを降りて、いよいよ登城開始。

一の門です。

切り立った山肌を縫うように石段が。

日差しは強いけど木々のお陰で涼しかったなぁ。

Gfjsnnrhtn 石段が…

この写真奥の方は崖になってます。
信長の岐阜城攻めの際、秀吉が小勢で
崖を登って城内に侵入して、ここから瓢箪を
掲げて味方に合図したと言われてます。
秀吉の馬印、千成瓢箪の発祥ですな。

Gfjbb_2 突然たいらな場所に出ました。

馬場として使われていたようで、岐阜城で
唯一の平坦な場所だそうです。

他にたいらな場所が一つとしてないって…
ニュルブルクリンクかよ。

Gfjbkktnb 二の門を越えるとすでにこの展望。

山腹に見える櫓は、武器庫を模して
作られた資料館です。

岐阜城関連の資料が展示されてるけど、
ほとんど複製。残念。

Gfjid2 岐阜城が難攻不落と言われた所以は城内に
こんな井戸が複数あったからと言われてます。

水の手が城内にいくつかあったため、
長期の篭城戦にも持ちこたえられたと。

こりゃ攻めるほうはやっかいだわ。

Gfjtnsh やっとたどり着きました、岐阜城天守。

昭和に再建され、平成の大改修を経て
ぴっかぴかにキレイです。

勇ましいなー。
こんな山上にこんな美麗な城が。

Gfjisgk2 天守台の石垣。

もちろん野面積み。

古武士のような剛健さ。

板張りの天守壁とナイスマッチング。

Gfjtnb 山城の魅力をたっぷりと堪能。

道三、信長も見下ろしたであろう
城下の展望を楽しみつつ下山。

帰りのロープウェイは自分のクツを
見つめる作戦で見事克服。

さぁーまだまだ続くよ。
次はあの古戦場の模様を。

今日の一曲:Black mountain side/Led Zeppelin

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2009/05/21

尾張・三河・遠江探訪記~⑤

タイトルは尾張・三河・遠江なんだけど、よく考えたら今日の舞台は美濃でした。
まぁいっか。

犬山城を背にして木曽川を渡ると、そこはもう岐阜県。
尾張を制圧したら美濃へ向かうのは400年前からの鉄板コース。

目指すは岐阜城。
かつては稲葉山城と呼ばれた難攻不落の名城へ。

あ、そういえば城の形態についてですがね。
その立地条件から大きく分けて3つのカテゴリーがあります。

まず平城。
平和な江戸時代になってから多く見られる形態で、まんま平地に作ったもの。
高い石垣や土塁と、大規模な堀で防御力を高めてます。
先日紹介した名古屋城や、江戸城、大阪城などが平城の代表ですな。

そして、平山城。
平野のなかの小高い丘や小山に作られたもので、石垣や堀に加え、
傾斜や谷など、自然の地形をうまいこと使って防御力を高めてます。
岡崎城、犬山城、東北では仙台城や千秋公園の久保田城なんかも平山城です。

最後に、山城。
これは山一つ(あるいは複数)をそのまんま城にしたもの。
鎌倉時代とかの砦の進化形みたいな感じで、尾根をたいらに削って曲輪を
作ったりして山まるごと要塞のような。

で、今回の岐阜城はどのカテゴリーに分類されるかというと。

Inbym 見えますかぁみなさん。

さぁどのカテゴリーかなー。

…最初見たときはね、冗談かと思いましたよ。
なんだってあんなとこに城を建てたんだと。
ドッキリじゃね?みたいな。

標高329mの金華山に築かれた岐阜城は、言うまでもなく山城ですな。

Inbym2 ふもとまで来てみたらね、この傾斜。

ものすごく切り立った岩山のようです。
小説とかで岐阜城は堅固で難攻不落、
なんて読んでたけど、来て見て納得。

やだもん、あそこまで行くの。

とはいえ、昔の人達も普段からあんな展望台に住んでた訳じゃなくて、
有事のとき以外はふもとの屋敷に住んでたんですな。

Gfjnbngykt 金華山のふもとは公園に整備されてて、
その一角に信長の居館跡があります。

再建された入口の門。

当時はこんな門ではなかったと思うけど、
なかなかいい雰囲気ですなぁ。

Gfjnbngykt2 石段を登るぜ。

是非もないが息は切れるぜ。

ルイス・フロイスが書いた「広い階段」かな?

新緑がきれいですなー。

Gfjnbngyktis 出ました、権力者の象徴。

でっかい石。

これは当時のまま発掘されたものらしい。

風流を理解した信長の趣味が偲ばれます。

Gfjisgk 意図的に屈折させて積み上げられた石垣。
入角と出角、なんて名前だそうです。

防御力を高めるほか、石垣にかかる力を
分散させて崩壊を防ぐ目的もあるそうで。

萌え…

Gfjsir 当時の水路もよく残ってました。

こういうの見ると、栄えてたんだろうなぁ、
って想像がふくらみますなぁ。

遺跡の哀愁ってたまんないね。
クセになるね。

信長居館跡をうろうろしてたらクマバチがホバリングでとうせんぼ。
ちくしょーもういいよ、さぁ城だ城だ。
でもこんな山登ってられっか、ということで。

Gfjsnjnt ロープウェイをチョイス。大人の選択。

だってこの傾斜。
景色だって絶景だよ。

私はずっとつり革を見つめてたけどね。
怖くて下なんて見れるかっつーの。

今回はひとまずこの辺で。
次回、岐阜城まさかの第2部突入であります。

今日の一曲:I wanna take you higher/ver. Duran Duran

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2009/05/18

尾張・三河・遠江探訪記~④

名古屋城大手門前のホテルで目覚めた二日目の朝。
展望レストランで天守を眺めながら朝食を済ませると本日の攻城へ。

日本には、築城当時の天守閣が現存している城は12個しかありません。
江戸期の一国一城令、明治の廃城ムーブメントで、そこまで減らされました。

その12個の中でも、特に歴史的・文化的に価値が高いとして
国宝に指定されている天守はというと。

わずか4つ。
姫路城、松本城、彦根城、そして今回のターゲットである犬山城。

Inymjent 私にとって、最後の国宝天守攻城。
ついに4天守コンプリート。わーい。

やってまいりました犬山城。
国宝の文字が誇らしげに刻まれてます。

興奮を隠せない模様。

犬山城は、天守以外の遺構はそんなに多くありません。
姫路城等のようにいくつも門をくぐって通路を巡って、ってことはないの。

Inymjisdn しかし江戸期に築かれた他の城と違い、
戦国時代真っ只中に築城された犬山さん。

古風で実戦的な雰囲気の石垣は野面積み。

小高い山上の本丸までの道は、そこかしこに
防衛思想を感じさせる硬派な雰囲気。

Inymjmn 小規模な城なので、すぐ本丸門に到着。
この門は再建です。

入城料は500円。
併設の文化資料館にも入れます。
係員のおっちゃんがまた人当たりのいい人で。
資料館の場所も親切に教えてくれました。

お礼を言って去り際、

「今日は子供達が社会科見学で来とるで、少しうるさいけど堪忍してなぁ」

岡崎城での苦戦再び。
よりによって何でこの時期みんな城に来るんだよー(笑)

Inymjtnsh 気を取り直して、いざ天守へ。

かっこいい。

なんとも言えない奥ゆかしい佇まい。

そして現存天守では貴重な望楼型の天守。
望楼型ってのは、2~3層の館の上に小さい櫓を乗せたような形の天守。

ちなみに、名古屋城のように上階にいくにつれて規則的にフロアが
小さくなる形式を層塔型天守というんですよ奥さん。

Inymjtnsh2 天守に近づいてみました。

画面右側、付櫓を持つ凝ったデザイン。

こじんまりとしてるけど、威風堂々。

現存天守のオーラ。

Inymjtnshinsd 内部。

いやぁ…

いい。

ひんやり涼しいのも城ならでは。

Inymjtnshjdnm 城主がいた「上段の間」。

バギッと書院作り。

ここだけ天井もスペシャル仕様でした。

ここで謁見してぇー。

Inymjtnb 最上階からの展望。

眼下の川は木曽川。

天然の堀として機能していたんですな。

小牧・長久手戦の秀吉になった気分で。

Inymjksgw 犬山城と言えばこの絵。
木曽川対岸からの眺めの素晴らしさで、白帝城なんて呼ばれたりします。

三国志の劉備が息を引き取った、中国の白帝城を思わせる景観から名付けられたとか。

しかし、いいロケーションを見つけて築城したもんですなー。

Msksmn すっかり満足すると腹がへってきました。

ここは尾張と美濃の国境。
美濃へと旅立つ前に尾張名物で腹ごしらえを。

味噌煮込みきし麺。
うまいねぇ名古屋メシは。

さぁ、次は美濃。
斉藤道三、織田信長ゆかりの地を訪ねまする。

今日の一曲:Concerto for 2 violins BWV 1043/J.S.Bach

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