2007/07/18

あの日の景色

新潟・長野で大きな地震がありましたね。

一報を聞き、真っ先に心配したのが長野県北に住む
何人かの親戚達と祖母の墓でした。
幸い、親戚宅の物が散乱した程度で無事に済みました。

しかし災害の常、時間が経つにつれ明らかになる被害状況。
特に新潟では不幸にも命を落とされた方も…
天災とはなんとやるせないことでしょうか。

私も今まで何度か大きな地震に見舞われてきました。
数年前の宮城県沖地震は記憶に新しいところ。
でも、最も私の心に焼きついているのはその宮城県沖地震の
ちょうど20年前に発生した、日本海中部地震です。

地震による津波によって100人以上が亡くなった忌まわしき震災。
私はまだ4歳か5歳だったと思いますが、その日の記憶は鮮明です。
当時住んでいた家の間取り、家具の配置、台所から聞こえる水道の音。
すべて覚えています。

揺れ続ける視界、棚から落ちて砕け散る食器、家全体がきしむ鈍い音、
揺れが収まった間隙を付いて母親と外に飛び出した緊張感、
余震で身震いする家々、波打つ電線…
普段、絶対動かないと思っていたものが震え、
何よりも硬いと思い込んでいたアスファルトが引きちぎられる有様。
ハッキリ言って恐怖でした。

会社から駆けつけた父親の車が通りの向こうから左折して来たのが
見えたところで私の記憶はパッタリと途切れています。
安心したんですかね。

幼少時代の、あまりに衝撃的な震災の記憶。
今回の中越沖地震のニュースで、避難所に水を汲みに来た少女を
見かけ、思わず当時の自分と重ね合わせてしまいましたね。

きっとあの少女の記憶からもこの地震の爪痕は消えないことでしょう。
犠牲者の遺族のみなさんには想像を絶する無念が残ることでしょう。
なんとやるせないことでしょうか。

亡くなられた方々に心からご冥福をお祈りします。

被害に遭われた全ての方々に一秒でも早く、平穏が戻りますように。

今日の一曲:Adagio in G minor/Albinoni

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