馬上少年過ぐ①
さて突然ですが。
杜の都仙台。
この街は城下町ですな。
戦国時代末期、独眼龍こと伊達政宗さんが築いた仙台城。
戦災などで建造物は残されていませんが、
本丸から二の丸、三の丸と石垣が残り、
本丸天主台にはお馴染みの政宗さん。
自らが開いた仙台の街を現在も頼もしく
見守っております。
夕方に撮影したんですっかりシルエットですが。
この有名な騎馬像、実は2代目だったって知ってました?
では初代騎馬像はどうしたのかと言いますと。
太平洋戦争時、政府は金属の物を片っ端から召し上げて武器を作りました。
なんと初代伊達さんも召し上げられて武器に変えられてしまったそうです。
そういや我が地元の某ハチ公さん像も召し上げられたもんなぁ。
終戦後は渋谷に居ついちゃって、まったくどこが忠犬だと。
冗談はともかく。
こうして、しばし主不在の仙台城となりましたが、
これじゃいかんと後釜に政宗さんピンの立像が作られました。
ところが、後に騎馬像作者の家に鋳型が残っていることが分かり、
やっぱり騎馬像がいいぜ!という市民の熱い「馬に乗れ運動」により、
現在の2代目騎馬像が作られましたそうです。
ちなみにリリーフを勤めた立像は、今は岩出山城跡におわします。
無念にも帝国主義の溶鉱炉に散ったと思われた初代伊達さん。
しかしそこは不屈の独眼龍、奇跡の生還を果たします。
なんと上半身は溶かされず、どっかの
倉庫に転がっているところを保護されました。
こちらが栄光の初代伊達政宗騎馬像。
の上半身。
さすが秀吉、家康に最後まで屈しなかった男。
さすがの軍国主義者も、この不世出のヒーローを熔解するのは
気がとがめたのでしょうかね。まるで胸像のように見事に残すとは。
仙台市博物館です。
仙台城三の丸跡地に建つこの博物館には
伊達さん関連はもちろん、仙台の曙から近代
までの資料がたくさん展示されておりまする。
思いがけず騎馬像だけでずいぶん語ってしまったんで、
肝心の博物館観覧記はまた次回ということで。
次回はかなり真面目な内容になる予定なんで、日本史に
興味のない方は申し訳ないがしばらくyoutubeでも見ててくだされ。
今日の一曲:Traveling riverside blues/Robert Johnson
| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)




































最近のコメント